早朝の時間帯も危険
建設現場のスポットの仕事で八王子に向かう為、電車を待っていました。まもなく電車が到着、すると1人の男が下りてきて、すぐに別のドアから入り、またすぐに降りて、今度は、次の車両に移っていきました。その様子を見てその時は何も思わなかったのですが、、。
電車は発車し、私はドアの側の席でリュックを膝の上に抱え座っていました。すると先ほどの男が前の車両から移ってきました。
寝ていることを確かめた?
私の斜め前あたりに若い女性が座って、寝ている様子です。男は女性の靴を軽く蹴りながら一度通り過ぎましたが、少し行ったところで戻ってきました。寝ているのを確認したのでしょう。
乗客はまばらです。早朝なので寝ている人がほとんど、男は私の目の前に座りました。
男は2人分位座席を空けて、首を曲げて寝ている20歳位の若い女性の方をしきりに見ています。私は帽子をかぶりスマホを見ながらうつむき加減なので、おそらく見られているとは思わなかったのでしょう。男は1つ分、女性の方に席を移動しました。
何気に私は顔を上げ男の方を見ましたが、男は私をチラッと見た後、何も気にしない様子で私がまたスマホを見始めると女性のカバンをのぞき込んだり胸元をのぞき込んだりしています。
電車は次の駅で止まりましたが、だれも乗ってきません。そして発車と同時に男は女性の隣に移りました。そして先ほどよりもあからさまに胸元をのぞき込んだり女性が前に抱えているバッグをのぞいたりしています。
見たら睨み返してきた
間違いない、痴漢かスリだと確信し、それ以上の行動を阻止するため、私は顔を上げ男を見つめました。すると男は、なんだよという顔をして、鋭い目つきで睨み返してきました。そしてその後は前を向いて座っていましたが、目だけは、女性の方を見たり私の方を見たりと明らかに不審な感じです。
やばいかなと思いながらも、私はリュックを隣の席に置いて、すぐに動けるようにして、その時に備えながらそのまま男を見続けました。
そこで電車が駅に到着、幸いなことに女性も目を覚まし、電車を降りていきました。
男は別の車両に移っていきました。駅員に今の様子を伝えたかったのですが、残念なことに電車が発車してしまい、そのままになってしまいました。
早朝の電車も気を付けないといけないですね。
おそらく常習じゃないかと思う感じでした。