退職すると、今まで勤務していた先で加入していた健康保険の「被保険者資格」が無くなります。
そのためこれまで職場で加入していた保険の「任意継続被保険者制度」を利用したり、あるいは「国民健康保険」に加入する手続きが必要になってきます。
また、退職後に再就職をする予定でも、次の職場に入社するまでに期間があるような場合、手続きが必要です。
「任意継続被保険者制度」と「国民健康保険」の2種類の内どちらが良いか、困ってしまいましたが、私の場合、まず先に健康保険組合に電話で問い合わせて、継続の場合の支払額を教えてもらいました。そして今度は、市役所で国民健康保険にした場合の試算をしてもらい、あまり変わらなかったので国民健康保険に加入することにしました。
(市役所の担当の方は結構親切に説明してくれました。これが、奥様の分で、これがご主人の分、これを足したのがこれで、といった具合にわかりやすく話してくれたので助かりました。)
私は、退職後、再就職か、自営で飲食店を開業するか迷いがありましたので、国民健康保険でもいいかなと深く考えないことにし て決めましたが、継続の場合は注意点もあるようです。
注意すること
給料から引かれていた保険料は自己負担分なので、会社が負担していた分も加算して納めるようになること、再就職しない場合は、収入が減っても2年間ほかの保険への切り替えができない、保険料の支払いを滞納すると被保険者資格がなくなる、などです。
いずれにしても年齢も年齢ですから、健康保険がない期間があると困ります。今は健康だと思っていても具合の悪いところが出ないとも限りません。退職前から調べておくべきです。そして躊躇なくわからないことは問い合わせる。図々しくなりましょう。 退職後に健康保険を切り替える、忘れないように、、
国民健康保険にしてよかったこと
最初の年は、前年の収入の影響で高額の保険料を支払うことになりました。「今現在、収入激減なのになぜ?」と思いましたが、月に数日程度のアルバイトしかしてないので翌年は、かなり安くなりました。すぐに再就職できれば良いですが、失業給付が終わっても、これだという仕事は見つからなかったので、今となっては国民健康保険でよかったかなと思います。
誰かの扶養に入る
家族の扶養、つまり子供か、奥さんの扶養家族になるという選択もありますが、私はまだ頑張る気でいるので、今のところはやめておくことにしました。