スペアタイヤ搭載

購入した車にスペアタイヤが搭載されていないので、自分で搭載しました。

長年世話になってきた愛車が走行18万キロを超え、異音がひどくなったので整備工場に見てもらうと、修理に10万円以上かかると言われました。今後も高額な修理費がかかるかと思うと困ってしまいます。新車と悩んだ末、走行距離1万6千キロの中古車を購入しました。

車庫の事情や、よく出かける場所の道幅(お気に入りの山の中の橋ですが)の都合で車の巾、ホイールベース、トレッド幅を基本に車選びをして、やっと決めたのですが、問題がひとつ出てきました。なんと最近の車はスペアタイヤがない?

スペアタイヤとは

厳密にいうと、普通の乗用車に搭載されていたタイヤは、テンパータイヤと言うそうです。緊急用の細いタイヤなので長距離や、80キロを超える走行は控えた方が良いようです。四駆とか、トラックなどに搭載されているのが、普段走行に使っているタイヤと同じ物で、正しくはこれがスペアタイヤということらしいです。これなら交換したままでも乗り続けられますね。

パンク修理キット

スペアでテンパータイヤがどこかにしまってあるものだと思っていたのに、納車時に営業の方の説明でスペアタイヤは搭載されておらず、パンク修理キットの説明を受けちょっと心配になってきました。 

スペアがないと不安なので、別で注文できないか聞いたのですが、パンク修理キットの格納場所になっているので置く場所がない、燃費も良くなるのでこのままが良いと、ほとんど断られる感じで言われてしまいました。
細いテンパータイヤ1本分の燃費を気にするんじゃだれも載せないほうがいいじゃないか、しかもせっかくのステーションワゴンなのにそんなこと言ったら荷物も積めないと思ってしまいました。

パンク修理キットが入っています。
パンク修理キットがこのように入っていました。

タイヤを収納するスペースに、無駄に大きく見える発泡スチロールのケースが置かれその中にパンク修理キットとジャッキが入っています。なぜかジャッキのハンドル類は別のところに格納されていました。

スペアが必要だと思う理由は

これまで何度もパンクの経験があり、スペアタイヤのおかげで何度も助かっています。特に山とかよく行くので、万が一のことを考えると不安。

スペアタイヤがあっていいところは

1、パンクしたとき、交換するだけで帰宅できたり、ガソリンスタンドや、修理工場まで自力走行で行ける。

2、パンク修理剤で修理不可能な時でもスペアがあれば走行できる。

3、JAFに来てもらう場合、到着から応急処置まで待たなくて良い。

3、タイヤ交換の経験があれば短時間で交換できる。

なんにしても、パンク修理剤で修理したタイヤの本修理ができるかわからない。できなければ4本新品交換?てことになるとまたまた、高額の出費が待っています。それにめったにないと思いますが、側面がパンクすると修理剤ではおそらく無理でしょう。(いたずらで側面に針穴をあけられたことがあります。)

スペアタイヤ(テンパータイヤ)はどこで売ってる?

ディーラーの担当者は面倒がっていたから頼みたくないし、他の店舗で聞いてみようかとも思いましたが、車を購入した店舗以外のところに聞いたらなんか変じゃないかな~と、、。そこで、カー用品の有名店に聞いてみましたが、なんと16000円位だと、、高い、、
オークションサイトをあたってみることにしました。

車検証で車番、年式を確認

オークションサイトにはテンパータイヤが盛りだくさんです。でもサイズがわからないので、どの車種に搭載されていたのか書いてあるものの中から探しました。

車検証をスマホで:撮影して、車番と年式の合うものを探していきますが、書いてないものも多く、なかなか見つかりません。テンパータイヤの番号だけで見分けられればいいのですが、詳しくないので、、。

1週間くらい見つからなくて、それではと、実際のタイヤサイズが同じ車についていたものを探すことにしました。そしたら、ありました。実際のタイヤサイズが同じもので穴数も位置関係も一緒、少し不安でしたが、落札してみました。

テンパータイヤ到着

二日後テンパータイヤ到着。プチプチに包まれて結構きれいでした。
一応古いものなのでタイヤの表面だとか確認しましたが新品の時付いているバリのようなボツボツもまだついているし保存状態は良かったようです。

届いたテンパータイヤの写真
結構きれいなタイヤが届きました。

空気圧を確認する

空気圧が気になるのでホームセンターセンターでエアゲージを買ってきました。計ってみるとタイヤに表示されている420kpaよりも80少ない340kpiでした。長期保管品なので減っていて当然ですね、バイク用に買ってあったエアバルブのアダプターを付けて自転車の空気入れでエアを補充、指定空気圧に戻して積載しておきます。

タイヤの空気圧表示写真
420kpaの表示があります。

空気圧はタイヤの側面に書いてあります。
自転車の空気入れて充分入れることができました。ただ、アダプターを外すとき少しエアが抜けるので素早く外すことが必要です。

自転車の空気入れをつないだ写真
自転車の空気入れを接続

念のため、ためしに装着してみましたが(画像がありませんが、装着してみました。)

問題無く装着できました。

空気圧、420kpaを表示
エアゲージで時々チェックした方が安心です。

この後、1ヵ月後くらいにエアゲージで測ってみましたが、エアの漏れはありませんでした。でも心配性なので遠出の時はチェックするか、自転車の空気入れとアダプターも積んでいくことにします。前に乗っていた車のスペア用のナットも一緒です。

ナット、エアゲージ、アダプターの写真
エアゲージと、バルブのアダプターとナットをセット
テンパータイヤがピッタリ収まった写真
はじめから付いていたみたいに納まりました。

発泡スチロールのケース を外したところにピッタリ納まりました。中央の固定用のねじもピッタリです。

一応、パンク修理キットも布でくるんで入れておきました。オレンジのウエスを巻いてあるのがジャッキです。

これで安心して遠出することが出来ます。できれば使うときが来ない方がいいのですが^^

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