「特別支給の老齢年金」は65歳前の年金です。繰り下げ制度はありませんので、お手続きをお願いします。(上)
ほっとくと貰えなくなってしまいます。銀行の方も代理でやってくださるようですが、自分でも大丈夫!
意外と簡単年金請求
63歳の誕生日の3か月ほど前に緑色の封筒が届きました。
日本年基金機構の封筒です。
「大切な書類です。開封前に宛名をご確認ください」と書いてあります。
後で見ようと思って1週間くらい放置してしまいました。
友人と年金の話になって、そういえばなんか来てたな~と思い出し、やっと開封することとなりました。
年金相談の電話や封書が、銀行や信金、労金からも来ています。年金のことはよくわからなかったので、何度も電話くれたりポストに名刺が入っていた信金の方に相談してみようと思っていたのですが、いつの間にか誕生日が迫ってきていました。
今から相談の予約するのもなんだし、自分でやることに。
年金請求は誕生日の前日からできる様なのでその日に向かって準備することにしました。
書類の記入は簡単
開封してみると年金請求手続きのご案内、63歳用などの書類が入っていました。
一見、ややこしく面倒?な感じがしたので、一瞬、信金のお姉さんに相談すればよかったかなと思いましたが、意外と簡単でした。
年金請求書自体にはある程度記入されていましたが、間違いがないか、確認しながら記入していきます。実際に記入するところはそれほどありませんでした。
年金請求に必要な添付書類も人によってそれぞれ違うみたいで、マイナンバー登録済みの場合は添付書類も少なくて済むようです。
私は登録済みなので、戸籍抄本と雇用保険被保険者証のコピーの添付が必要でした。
ただ一つ、戸籍抄本がマイナンバーカードでコンビニで簡単に取れるはずなのに、何度やってもうまくいかず苦労しました。
私の場合、本籍が今住んでいる東京都ではなく他県にあるので、コンビニのマルチコピー機で事前に申請しておかなければいけなかったのですが、市町村の統合で住所が少し違っていて申し込んだのに認可されていなかったのです。
問い合わせてみて初めてわかり、何とか交付されるようになりましたが、添付するのは63歳誕生日の前日以降に交付されたものとなっているので、試しに印刷したものは使えず450円無駄になりました。
自分でできた年金請求
直接日本年金機構へ
年金請求書は郵送する予定だったのですが、誕生日の翌日、奥さんを仕事場まで送った後、何も予定がないので 直接窓口に持参することにしました。
駐車場が開いていなければそのまま引き返して郵送するつもりだったのですが、ガラガラだったので「ラッキ~!」と来た甲斐ありました。
ちょっとしたドライブです。
窓口に提出するとき、内容確認してもらえるかどうか聞いてみると、予約じゃないので1時間くらい待つかもとのことで、せっかく来たので待つことにしました。
待てなければそのまま提出するようですが、間違いや不備があるとまた来なければいけません。
年金機構の方は、親切丁寧
待合室は間隔をあけて座るようになっていましたが私を含めて3組だけでした。ご夫婦で来ている方と、その場で記入している方男性2人それと私です。
1時間ほどと言われた待ち時間はほんの20分程度でわりと早めに呼ばれました。
相談のブースに入って名刺をいただいて説明とか質問とか少しありました。
記入漏れが1カ所ありその場で記入しました。それ以外に訂正箇所が1カ所ありました。確認してもらってよかったと思いました。
年金機構の職員の方はとても親切で、いろいろ教えてくれたり免除期間なども、その場でコンピューターですぐに調べてくれて、請求漏れがないように細かく確認してくれていました。
(以前に住んでいたところとか、全部コンピューターでわかるようで、少し恐ろしくなりましたね。悪いことできません!)
年金見込み額照会回答票
いろいろ確認しながらコンピューターを操作していましたが見込み額が出たようで、年金見込み額照会回答票を印刷して、見ながら説明して頂きました。
丁寧で大変わかりやすかったです。
最後に説明事項の確認のチェックシートで説明事項の確認をして、終了です。
頂いた書類
・年金請求書(国民年金・厚生年金保険老齢給付)の受付控
・年金相談等にお越しになったお客さまへ(年金見込み額照会回答票)
・<年金を受け取るまでの一般的な流れ>
・<説明事項のご確認>
上の4つの書類をいただいて帰りました。
約一か月後、年金証書と年金決定通知書が無事届きました。
注意すること
添付書類は人によって違う
年金請求書にはすでに記入済みの項目が多いので、自分で記入することは少なく簡単に済みます。
注意が必要なのは添付書類の不備だと思いますので、「年金の請求手続きのご案内」の「年金手続きに必要な添付書類」を十分確認することが大事だと思います。