最近、「ChatGPTを使って誰でも100万円稼げる!」というメールが届きました。
正直、胡散臭いと思って削除しましたが、実際にそんな方法があるのか気になり、ChatGPTに聞いてみました。
すると、次のようなとても分かりやすい回答が返ってきました。
この記事では、その内容をもとに「怪しいメールや投稿を見抜くコツ」と「安全にChatGPTを活用する方法」を紹介します。
ChatGPTで「簡単に稼げる」は本当なのか?
結論から言うと、「ChatGPTを使って自動で稼げる」「誰でも100万円稼げる」といった話はすべて詐欺の可能性が高いです。
ChatGPTは便利なAIツールですが、それ自体が勝手にお金を生むわけではありません。
実際に収益を生むには、自分のスキルや知識を活かし、ChatGPTを仕事の効率化や創作サポートとして活用するのが現実的な方法です。
たとえば──
- ブログやSNS投稿の構成・文章作成補助
- デザインやライティング業務の時短
- 自分の知識を整理して教材・記事にまとめる
など。
つまり「ChatGPTで稼ぐ」のではなく、ChatGPTを使って自分の価値を高めることが本質です。
怪しいメール・投稿を見抜く7つのコツ
ChatGPTに尋ねたところ、怪しいメールや投稿を見抜くポイントは次の7つでした。
① 「〇万円稼げる」「誰でも簡単」など“確定的な表現”がある
→ これはまず100%アウトです。
合法的なビジネスでは「確実」「自動」「誰でも」「即日」などの言葉は使えません。
例:
ChatGPTで1日5分で10万円!
このテンプレートを使うだけ!
② LINEや個人のSNSに誘導してくる
「詳細はこちらのLINEで」
「特別なコミュニティに招待します」
→ 一見無料でも、後で“限定講座”などを高額で売りつけられるケースが多いです。
安全な企業なら公式サイトのドメイン(例:.co.jp, .ac.jp, .org)を使用します。
③ 「限定」「残り◯名」など、焦らせてくる
「今日だけ無料」
「残り3名で締切!」
→ 典型的な心理操作です。焦らせて冷静な判断を奪う手口。翌週も同じ広告を出していることがほとんどです。
④ 「口コミ」「体験談」が不自然に好評
「主婦の私でも1週間で月収30万円!」
→ 偽物レビューの可能性が高いです。画像もAI生成やフリー素材が多く使われています。
⑤ 差出人やドメインが公式でない
openai-support@xxxxxx.biz など
→ ChatGPTの運営会社はOpenAI社(ドメインは @openai.com)。
それ以外は公式を装った詐欺の可能性大です。
⑥ 「無料」で始まり、後で有料コンテンツに誘導
最初は「無料登録」「無料体験」で安心させ、最終的に高額な講座や投資案件に誘導されます。
⑦ 「ChatGPT公式」「公認」などの言葉を使う
ChatGPTには「代理店」「認定講師」「公認パートナー」といった制度は存在しません。
これを名乗っている時点で嘘です。
ChatGPTを正しく使って収益化する正攻法
詐欺的な誘いに乗らず、正しく使えばChatGPTは非常に役立ちます。
1. ブログやアフィリエイトの文章作成に活用
テーマやキーワードを整理し、記事構成の下書きをAIに手伝ってもらう。
→ 作業時間を短縮できるので、記事数を増やして収益化につながります。
2. クリエイティブ制作の効率化
SNS投稿、デザインアイデア、キャッチコピー作成など、アイデア出しに最適。
3. プログラムや自動化ツールの開発補助
AIのコード生成機能を活かして、作業効率化ツールを作ることも可能です。
まとめ|「うまい話」ほど注意!公式情報を確認しよう
AIやChatGPTを利用した詐欺や情報商材は、今後ますます増えると予想されています。
「誰でも」「簡単に」「すぐ稼げる」──
この3つの言葉がそろったら、まず疑いましょう。
そして、ChatGPTに関する情報は**OpenAIの公式サイト(https://openai.com)**か、信頼できるニュース・メディアで確認するようにしてください。
安全に使えば、ChatGPTはあなたの強力な味方になります。
焦らず、冷静に、正しい情報をもとに活用していきましょう。
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