前に行ってていただいた現場で仕事がありますが、いかがですかと言う連絡が来ました。
はじめての仕事で清掃に行ったことがある現場で、前回は清掃というはっきりとした作業の名目がありましたが、今回は軽作業と言うことで詳細はわかりません、先に何人かは入っているとの事でした。
完成間近の軽作業
作業当日、現場に着いてみるとすでに足場が無くなっていて完成間近の感じです。詰め所集合なので、指定された入り口から入り、近くに居た人に場所を聞いて詰め所にむかいました。
詰所は前回来た時とは違い、広く明るく、我々専用のテーブルがありました。
前回、新規入場者教育は終わっているのでもう新規は私の場合必要ありません。
職長さんは前回とは違う人で、もう何日もこの現場に入っているようです。この方もやはり本職は何か別の仕事をしているとの事でした。
他のメンバーは若い人が20歳位から1番上は67歳までいて、67歳の人は電車を始発から3本も乗り継いできたということでした。
本人曰くこれしか仕事はなかったとのこと。
その日の仕事
その日のメンバーは二組に分かれ職長さん以下若い人たちは別の作業(この時点ではどんな作業をしているのかわかりませんでした)
私は67歳の方と、物の移動と養生のプラベニ(プラダン)をはがし、ホウキで清掃をするよう指示されました。
決して無理はしないようにということなので、重量のあるものはできるだけ二人で持つようにして運びます。他の職人さんの邪魔をしないように、そして通行しないように言われたところを避けながら作業するので、結構時間がかかります。
昼休みに職長さんが持っている作業の確認書に名前を書いて今日出勤した確認をしてもらいました。
我々は、午後も引き続き同じ仕事をするように指示をもらい、物の移動と清掃をくり返しました。
狭いところを通ったり、足元の悪いところがあったりするのでやはり1日やると結構疲れます。
現場では午前10時と午後3時に30分の休憩がありますが3時の休憩に職長さん達は戻ってきませんでした。そして夕方、終了時刻が迫ってきたので職長さんを探します。
なんと職長さんと若い人たちは、コンクリートミキサー車から一輪車でコンクリートを行ったり来たりで運んでいるではありませんか。一気にやらなければいけないらしく3時の休憩も取らずにやっていたそうです。この後も残業になるとか言ってました。
我々、年長組は帰って良いということでそのまま帰りました。
年齢や体力を考慮して仕事を振り分けてくれるようですが、何の仕事をするのか事前に十分に確認をしておいた方が良いと思います。軽作業の範囲も人によっては重労働に感じるでしょうしね。
頭を使わず軽作業をするのは、会社勤めをしていたときのようなストレスがなく別の充実感があって、なかなかちょっと楽しいですよ。怪我や事故があったら困るので、職長さんや会社も無理な仕事は言ってこないと思います。
何はともあれ、安全最優先で!