今回は以前に行った建築系の大きな現場での事を書いていきます。
仕事らしき仕事は無し、いるだけでお金がもらえる
仕事の内容は資材移動、片付け等
ということです。いつもの通り作業指示と、安全に対する注意事項が送られてきました。今回は安全帯2丁掛けとのことです。私は2つ持っているので持参しましたが、無い人は貸してもらえるそうです。
作業に関しては「無理して多くの物を持たない」と安全注意事項に書いてあるので安心です。
送り出す会社としては、怪我されても困るし、無理して抱えた資材をばらまいて完成まじかの現場に傷をつけたり、他業者の物を壊したりしても困るわけで当然なんですが、文書で貰うと安心してその通りにできます。
老若男女入り乱れている現場なので、体力もそれぞれ違います。力量に合った仕事をしないと危険です。
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駅近くの現場
さて、この日の現場は駅近くの大きなビル、某有名大手建設会社の建設現場です。作業員は数百人はいると思われます。
都心の有名な駅の1つ、そこから徒歩5分くらいのところにあります。
指定された入場ゲートから入り、ヘルメットを被って指示された階段を下り地下の詰所に向かいます。詰所に着くと以前に他の現場で会ったことがある人がいたのですぐに合流することができました。
建築現場のきれいなトイレ
トイレは数えていませんが大だけでも10基くらいはあったと思います。しかも水洗キレイ、温水洗浄付き、これは感動しました。トイレが汚いイメージの建築現場、最近は本当にキレイになってきました。有り難いです。
体操の後、朝礼、新規
ラジオ体操は詰所で行い、朝礼は別の場所(階)に移動しました。その後新規入場者教育です。
いつも通り新規をやりますが、ここでは何故か書類ができていました。何が書き込まれているのか私本人は知りません。血圧の測定だけしてあとは担当者からあれこれ新規入場者教育を受けます。
私は高所作業はしないと届け出ていますが、書類をチラ見した限りですが、高所作業にマルがついていたような、気がしました。ま、その時は断るからいいやと、現場慣れしてきたこともあって、そこで新規が中断すると面倒なのでそのままにしました。出来ないことは断るようにと会社の担当さんからも聞いているので大丈夫です。
仕事の内容
無いよう!
その後、詰所で待機になりましたが、一向にお呼びがかかりません、そのうち10時の休憩です。他の方たちは、別にそれが気になることも無いようです。いつもこんな感じだと他の現場で一緒だった方が教えてくれました。
そのうち職長さんに電話があり、2グループに分かれ、指示された場所まで向かいます。エレベーター2基を使うのですが、エレベーターは、搬入が優先で乗れる人数も限られるので階段を使います。10階以上もある建物なので大変でした。通路もいろんな業者さんの資材であふれちょっと危険です。
この時は指定された場所にたどり着き、作業ででたゴミを1階の集積所まで下ろす作業ですが、小さなものを一人で一個づつ、(私が持ったものは太い電線のきれっぱしです)安全作業って言えば安全だけど、これしごと?って思ったのが正直なところです。そして1グループ5~6人か7~8人、手ぶらに近い状態でぞろぞろと物であふれた現場内を歩くのですから他の職人さんたちからはけげんそうな目で見られます。はっきり言って邪魔になっている感じでした。すみません
常時10〜15人必要だと聞いていたのですが、私が出た数日間はほとんどこんな感じでした。全員分仕事が無くて全く何もしない日もありました。楽な事は歓迎ですが呼んでくれた会社の上の方々はわかっているのかなな〜と心配になりました。申し訳ないくらいです、まあ暗くて狭いところでの作業なので、一人当たりが扱う荷物が少なければそれだけ安全に作業できると思えばそうですけど、、。
事件発生?
この現場では私が通っている間に2つの出来事がありました。
1つは夜間作業中に我々の仲間の作業員が資材に手を挟まれ負傷したとのこと、詳細は書けませんが大きな資材を数人で移動する時に発生した様です。注意するようにメールが回ってきました。
もう1つは、建設中の内部写真をSNSにアップした作業員がいたようで朝礼でかなり厳しく言われました。こんなことがあるとスマホ持ち込み禁止とかなると困りますよね。
ペットボトル持ち込み禁止
最近では熱中症対策でペットボトルの持ち込みは普通だと思いますが、これまた禁止になりました。
原因は、現場の中に放置したり捨てたりする人がいたお陰で、今後水筒に移し替えてもちこむようにとのことになりました。
高齢者の小遣い稼ぎには意外と楽な仕事も多い建築系ですが、現場では小さな間違いや気の緩みが事故の原因になります。そうそう、不要な人が現場をうろつくのもよくないですよね、人員不足は困りますが、過剰な人員も危険の元だと思います。
今回の教訓
現場内の写真はSNSに投稿するな!
ごみは放置しない、現場内に捨てない!